じわじわくる押しの一手!

妻も私もお互い初めての彼氏・彼女の関係でした。彼女は私より8歳も年下。休日のお出かけ先や、食事のお店は年上ということもあり私がリードしておりました。付き合ってから2年が経過しましたが、当時の私の頭には結婚するというイメージは皆無でした。むしろ、どうやって結婚したらよいか、結婚してしまうと何か自分の時間が無くなってしまうようで、考えること自体を避けておりました。
結婚決めて11
でも、結婚しなかった場合、別れることになってしまうので、できるだけ長く、このままの関係が続けばよいな、と漠然と考えているくらいでした。当時、会社の寮に住んでいたため、土日の食事を妻の実家でいただいたり、泊まらせてもらったりしているうちに妻の家族とも徐々に打ち解けていきました。私専用のパジャマやスリッパ、歯ブラシなどもいつのまにか用意され、彼女の男友達(彼氏)をもてなすというより、気が付けば、もはや家族の一員のようになっておりました。結婚の決め手は、面倒じゃなく自立した人だったから。

 

付き合い始めて丸二年が経とうとしていたある日の夜、いつも通っていたラーメン屋で食事をとってからの帰り道、私が運転している車の助手席に座る彼女が、普段は口数少な目なのですが、何気ない会話の後、少し間が開いてから、ぽつりと「ねえ、結婚したい。」と逆プロポーズ。そんな素振りを一度も感じさせたことはなかった(私自身が鈍感すぎた?)ので、不意を衝く一言に激しく混乱しながら「今すぐに?まだ二十歳そこそこで結婚したいの?」と答えるのが精一杯。彼女は「うん。今すぐしたい。」と即答。
結婚決めて10

正直、彼女や彼女の家族に不満なところはなく、断る理由が思いつきませんでした。

いや、正確には「近いうちに転職を考えているから、それが落ち着いてからではどうか」とか、「実家を離れることになるけどいいか?」などのネガティブな条件を彼女に提示しましたが、彼女はすべてを受け入れる覚悟で臨んでいたため、結婚を延期するもしくは諦める決め手にはなりませんでした。

そこまでの覚悟があるなら、と私も腹をくくって後日、改めて、彼女の生まれ育った町が見える山の上で夜景を見ながら彼女にプロポーズをして、その後慌ただしく、転居、転職、結婚式を執り行いました。

 

この10月でちょうど結婚10年目です。子宝にも4人恵まれました。彼女と彼女の家族のおかげで今の自分の家族があり、今はとても感謝しています。